使わない夏の間に、賃貸物件の灯油ストーブのメンテナンスをしよう!
北海道の生活に欠かせないストーブ、冬になっていざ使おうと思ったら故障!
ちょっと寒い、ではすまない問題です。
アパート・マンション・貸家暮らしの方も、夏の使わない間にストーブのメンテナンスをしておきましょう!
賃貸設備のストーブメンテナンスは誰がするもの?
まず、ストーブ故障時の対応については、以前も書いた記事がありますのでそちらもご参照いただければと思います。
内容が被るところもありますが、まずはメンテナンスの費用負担についてです。
北海道では部屋を借りた時に最初から設備としてストーブが設置されていることが多いです。
設備のストーブは、入居者が故意過失で壊したのでなければ、壊れてしまった時は大家さんが修理や交換費用を負担してくれるのが通常です。
ではメンテナンスはどうでしょうか?
これは契約内容にもよりけりですが、
設備・機器の定期的な清掃・点検は入居者側で行う、ということのほうが多いかと思います。
契約書に特別な記載がない限りは入居者側で負担して行う、と考えておいたほうがいいでしょう。
点検した結果老朽化が見つかり、基本的な分解清掃代金以外に部品交換がかかることになった、という場合は、
その部品の代金については大家さんに負担してもらうことが可能かと思われます。
部品交換が必要だとわかった段階で大家さん・管理会社に報告を行うようにし、
見積書や請求書や領収書、点検結果の詳細が書かれた表などがあれば提示しましょう。
また、古いので本体ごと交換を勧められた、という場合も相談してみましょう。
壊れる前に交換できれば、真冬に壊れて慌てることもありません!
ストーブ分解清掃、どこに依頼すれば?
ストーブの分解清掃・分解整備。
素人が行って事故を起こせば大参事です。きちんとしたところにメンテナンスに出す必要があります。
色々な業者が行っていると思いますが、信頼できる業者さんを選んで依頼しましょう。
分解清掃をしてくれる業者さんの具体例としては
・物件に灯油を供給している業者さん
・ストーブや灯油ボイラーなどの石油機器の修理・販売をしている業者さん
・お部屋のクリーニング業者さん
・多種に修理などを行っている便利屋さん
などがあります。
アパートの場合、指定の灯油業者さんがあればそちらに依頼、
指定はないけれど配送を頼んでいるのであればその業者さんに分解整備をしているか聞いてみるのが良いと思います。
灯油配送の業者さんが分解整備はやっていない、という場合は別のところを探すことになりますが、
特に色々と手広くやっている個人の便利屋さんなどは、ぱっと見では信頼できるかどうかわかりにくいですから、
わからない場合は大家さんや管理会社に聞いて、紹介してもらうのが良いと思います。
ストーブの大きさや、床暖房などがついているか、また、依頼する時期などによっても金額が違ってくることがあります。
夏の時期に頼むと、安くやってくれる業者さんも多いですので、そういった点でもメンテナンスは夏のうちがオススメです。
一緒に確認しよう!「灯油タンク」のメンテナンス
借りているお部屋の灯油タンクは、部屋ごとの「専用」のものか、それともアパート・マンション全体の「共用」のものでしょうか?
これも、見落としがちですが定期的なメンテナンスが必要なものです。
「専用」の場合は、タンクのメンテナンスも実施しましょう。
灯油タンクには段々と水や汚れが溜まるため、水抜きや洗浄が必要です。
水が溜まったまま冬になって水が凍結して、タンク内の灯油がストーブに流れなくなったり、
汚れがストーブのほうへ流れ込んでストーブが故障、ということもあります。
ストーブ同様、灯油の供給業者さんの多くは灯油タンクの洗浄なども行っています。
灯油タンクがあなたの「専用」のものとして一基あるのであれば、
何年かごとに灯油タンクの洗浄も行ったほうが良いでしょう。
屋外に設置している灯油タンクの洗浄は冬になると出来ないため、春から秋の間に依頼して行う必要があります。
灯油を頼んでいる業者さんなどに依頼し、その上で「部品が老朽化している」といったことがあれば、大家さんに報告するようにしましょう。
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