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2019年09月08日
不動産の窓口ブログ

戸建を借りるのはアパートとはちょっと違う…庭の手入れは誰がやるもの?

戸建に住めばアパートと違い、隣の部屋からの騒音などもありません。

中には一人暮らしでも、大きな貸家を希望する方もいらっしゃいます。

しかし、戸建はアパートと違った注意点もあります。

よくトラブルになるのが、「家のまわりの雑草」です。

貸家は「家の建っている敷地」ごと借りているようなもの

アパートを借りている方は、アパートの敷地内…アパートの裏側とかで雑草が伸びていても、自分で刈ろう! ということはほぼ無いかと思います。

 

アパート暮らしの方ですと、

共用スペースが汚れていたりしても、自分のゴミが散らばっていればともかく、他人のゴミは「ゴミが散らかっています」と管理会社に報告すれば終わり…

という方が多いと思います。

(中には片付けてくださる方もいらっしゃいます。大変ありがたいです! 悪質な場合、頻発する場合は管理会社にご連絡くださいね!)

 

が、貸家というのはそうはいきません。

一軒家を借りるというのは、家が建っている敷地ごと借りることとほぼ同義です。

家の中だけでなく、庭や、隣の家との境目まで、管理する必要が出てくる場合もあります。

もしも敷地内に風でゴミが飛んできたら、

「借りている家の庭にどこからかゴミが飛んできたので処分して欲しいのですが…」

とオーナーや管理会社に連絡する人は、まずいないのではないでしょうか。

 

雑草を放置する危険性

さて、家の周囲の雑草を放置するとどのような問題があるでしょうか。

 

まず見た目が悪い、ですよね。

 

草が密集していると虫やねずみなど野生動物が住みつくことがあります。

スズメバチなどは人間にも直接害を及ぼす可能性があり、危険です。

隣の家の方が園芸・家庭菜園などやっていると、そちらの植物を食い荒らしたりする可能性もあり、近隣にも迷惑です。

 

隣、といえば草木が隣の敷地にはみ出すのも迷惑になります。

当然、道路などにはみ出すのも迷惑なだけでなく、場合によっては事故につながる危険性もあります。

木の枝葉が道路標識を見えづらくしてしまう、というようなこともよく発生します。

 

また、庭の草をぼーぼーの状態にしているのは、傍目に「だらしない人・家の周囲に気を配らない人が住んでいる」という印象になります。

視界が遮られやすいのも相まって、空き巣に狙われるなどの危険性も高まります。

 

昨今問題の空き家のトラブルも、近隣からの「草が伸びてきて迷惑」からはじまることが多いのです。

ともあれ、草を放置しておいていい理由はありません。

誰かが手入れしなくてはいけません。

除草・庭の手入れ、誰がやるべき?

アパートであれば、アパートの周囲の草刈りなどは、基本的にオーナーさんの負担で行われることになります。

一軒家の賃貸物件の場合はどうでしょうか?

 

「貸家の敷地の草刈りは、大家がやるべきか、入居者がやるべきか」

これが、結構意見の分かれる問題です。

 

入居者さんからすると、

家賃を払っているからには大家さんの負担でやってもらいたい、という意見もありますが、

一方で、大家さんとはいえ住んでいる敷地に手を入れられたくない、という方もいらっしゃいます。

 

大家さんは、

貸しているからには責任もって入居者さんに管理してもらいたい、という方もいれば、

自分の所有する土地なのだから、自分が当然管理する、という方もいらっしゃいます。

 

・・・・・

 

契約書に雑草の対処などに関することがきちんと書いてあればいいのですが、書いていないことのほうが多いですね。

書いていない場合、一般的には「借主側で行うもの」と判断されることが多いです。

特別な約束がない限り、家を借りる場合は庭などを含む敷地をまるごと借りる状態です。

であれば入居者さんには「善良な管理者として、借りているものに対して気をくばる義務」があります。

いわゆる「善管注意義務」です。

 

大家側が草を刈る、という契約になっていないのであれば、雑草を放置することで損害が発生すると、入居者の責任になる可能性があります。

庭を放置して荒れ放題になったことで、元の庭の状態に戻すように原状回復費用の支払いが発生した事例も、過去に確認されています。

 

草刈りについて、あらかじめ決めておきましょう!

契約書に草刈りに関することが載っていないことが多い…と先程書きました。

なるべく、契約前に確認して、契約書に記載しておくようにしたほうがよいでしょう。

 

取り決めをしておかないことで、トラブルも発生します。

基本的には家の中を勝手に改装してはいけないように、庭も、現在の状態を保つようにしてもらうものになるのですが、

なんとなく「庭」や「木」となると、オーナーから借りている物だとの認識が薄いのかもしれません。

入居者がまったく除草をしようとしなかった…というようなことはもちろん、

芝生が植えられていた庭を入居者が許可なく畑に変えたであるとか、

庭の木を入居者が切ってしまったことでオーナーが怒ってしまったり…。

 

逆に、家を貸したとはいえ自分の庭だ! と言って

オーナーが頻繁に草刈りなどを理由に庭に入ってきて、置いてあるものを勝手に片付けるなどして入居者を不安にさせたり…といったこともあります。

 

除草は誰が行うのか、オーナーが手を加えられたくない植木や庭石などがあるのか。

契約書に記載をしておけばこのようなトラブルはほとんど起こりません。

 

弊社の場合ですと、

多くのオーナー様が「草刈りは入居者さんに任せたいが、庭木・生垣などは下手に切られると嫌だ」ということが多いので、

雑草の除去は借主、木の剪定は貸主、というような内容の特約をつけることが多いです。

木は入居者さんに任せきりにすると、適切に剪定されず、道路や隣の敷地にはみ出して周囲へのご迷惑になることが多い、という事情もありますが…。

剪定は勝手に行うのではなく、事前に日時などを伝えて行います。

 

このほか、庭の一部にオーナーさんのものを植えてあるため、そこはオーナーさんが管理する…

という契約を入居者さんにご了承頂いて結んだり、というケースも過去に取り扱ったことがあります。

 

すでに契約しており、契約書に記載がない、という場合は、

まずはオーナーさんや管理会社にどうするべきか、確認・相談をしてみましょう!

お互いの認識の違いは、早めに擦りあわせておくに限ります…!

 

一戸建ての賃貸は利点ばかりではありません。

一戸建てに住みたいという方は多く、実際様々な利点がありますが、

その分、借りて住む側の責任を持つ範囲も広くなります。

草刈りの他、北国では、屋根の雪下ろしなども行う必要が出てきます。

 

本当に一軒家がいいのか、自分や同居人が管理しきれるのか、

契約前に、一度考えてみることも大切ですよ!

 

 

 

 

 

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https://f-madoguchi.jp/

 

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