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2020年07月06日
不動産の窓口ブログ

恵庭市の洪水ハザードマップ状況

洪水のハザードマップは現在、「千年に1度の規模の豪雨が発生した場合」に備え、全国で改訂されていっているのですが、

恵庭市は現在、「千年に1度」の浸水想定区域図が反映されておらず、次の改訂も未定になっています。

万が一…いえ、「千年が一」の時、大丈夫なんでしょうか…。

恵庭市の防災ガイドブックを手に入れよう!

恵庭市のハザードマップは基本的に全戸に配布されていますが、

自宅の場所や避難場所、確認したことはありますか?

ここ数年で、北海道にも豪雨による被害がよく発生しています。

 

恵庭市の防災ガイドブックは市のホームページでも内容が確認ができます。

https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/soshikikarasagasu/soumubu/kichi_bosaika/bosai_saigai/3/1029.html

地図が詳細な地区版もありますので、確認してみてください!

https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/kurashi/kyukyu_bosai/bosai_saigai/saigainisonaete/4879.html

 

 

しかし、いざというときネットに繋がる環境だとは限りません。

転居してまもないなどの理由で所持していない方は、紙のガイドブックは、

■市役所1階 市民課記載台前

■市役所2階 基地・防災課前

■島松支所

■恵み野出張所

で配布されています。是非ご家庭に一冊所有しておきましょう!

 

「千年に1度」、マップに反映されていないので要注意!

しかし、最初に述べましたように、この防災ガイドの浸水ハザードマップには現状、

「千年に1度の豪雨」を想定した浸水想定区域が反映されていません。

2017年3月に改訂されたばかりで次の改訂も未定とのこと。

石狩地域の新しい情報の公表が、恵庭市の改訂に間に合わなかったようです。

 

ですので、配布されたハザードマップを鵜呑みにして「うちは大丈夫!」と思うのではなく、

「これはまだ『千年に1度を想定していないマップ』だぞ」

と、念頭に置いて考えましょう…!

「千年に1度」のマップ、どこで見れるの?

じゃあその「千年に1度」について知るには、どうしたらいいのか…ということになりますが、

恵庭市内の主要な河川の「洪水浸水想定区域図」は、恵庭市ホームページで見ることができます。

▶ 洪水|恵庭市ホームページ

また、国土交通省のホームページでも、漁川や千歳川の区域図が確認できます。

▶ 災害に備えて 洪水浸水想定区域図|札幌開発建設部

 

PDFで公開されていますが、画像もデータ量も大きいので、通信環境のいい状況で、パソコンなどで見ることをおすすめします。

 

見てみると「想定最大規模」や「計画規模」といった言葉がありますが、

おおまかに説明すれば、

「想定最大規模」が、「千年に1度」のケース

「計画規模」が、「百年に1度」のケース

と考えておきましょう。

 

また、家屋倒壊等氾濫想定区域については、

「家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)が、川が川岸を削ってしまい、非木造の家屋であっても地盤が崩れて、倒壊の危険がある地域

「家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流)」が、堤防の決壊などで流れ出た水が、木造家屋を押し流して倒壊させてしまう危険がある地域

となっています。

この対象地域の人は、家の2階に逃げても危ないので、早めに家を出て外の高台等に避難した方がいい、という目安になります。

 

「浸水継続時間」は、水深が50cmになってから、50cm以下になるまでにかかる時間の想定です。

その場所で孤立・ライフラインが使用できなくなる期間の目安となります。

長時間水が引かない地域に該当する人は、自宅で避難しても孤立するかもしれませんから、浸水する前に早めに避難しておいたほうがいいでしょう。

 

また、国土交通省が

▶ 地点別浸水シュミレーション検索ナビ(浸水ナビ)

というシステムを公開しています。

全ての河川、全ての地域にはまだ対応していないそうですが、

どこの堤防が決壊したときに、どの地点で、どのくらい経過すると浸水がどのくらいの深さになるか…

といった、細かな情報を見ることができます。

石狩川水系である恵庭市の河川はおおむね対応していますので、自分の住居付近について確認してみると良いかと思います。

川のこと、起伏のこと、一度調べてみては。

恵庭市は「花」と「川」を売りにしている町でもありまして、

市街地に複数の川が流れています。

川の周辺の方は、「こんなに高さがあるから大丈夫」と思わず、避難先を調べておくべきです。

川が多いと「どっちの方向に逃げても川」という事態になりかねませんから、早めの避難を検討したり、背が高い避難場所を調べておく必要があります。

 

古い資料を調べてみると、昭和の頃は家が流れるような洪水が、恵庭・千歳・北広島近郊でも何度かあったようです。

そのために堤防が作られ、遊水池が作られています。

 

漁川ダムは川の水の量を調整して、洪水を防いでくれていますが、

状況によっては決壊を防ぐため、緊急放流される場合などもあるかもしれません。

もちろん事前に放流の告知などはあるでしょうが、あるかもしれないを常に考えておくことが大事です。

 

地形を調べておくのも重要です。

恵庭市は基本的には「南西が山」で高く、「北東」が低くなっている地形です。

国土地理院が公開している地図は、起伏を示した地図、地域がどのような成り立ちをした土地であるのか、なども見ることができます。

https://www.gsi.go.jp/

一度確認してみるのもオススメです!

 

 
かくいう私たち「不動産の窓口」の店舗がある地域も、ギリギリ水が迫る可能性がある地域です。

丁度会社の裏手がちょっとした崖になっておりまして、洪水になれば「この下までは来る可能性がある」と、想定最大規模の浸水想定区域図でもなっています。

大規模な洪水が起きれば、会社のすぐ裏が濁流にのまれるかもしれない…と思うとぞっとします。

避難場所や、水災保険の見直し、一度しておいたほうがいいかもしれません。

 

 

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