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2018年11月29日
不動産の窓口ブログ

結露を放置してはいけない!理由と対策

北海道の冬、賃貸物件に住むにあたってトラブルになりがちなのが「結露」です。

カビの発生原因にもなり、家にも人にも悪影響の出る結露。

結露って入居者の責任? どう対策すればいいの?

結露、どうして起きるの?

さて、結露の原因は基本的には「湿度」と「温度差」にあります。

理科の授業で「飽和水蒸気量」などという言葉を習ったりしますが、

空気は温度が高いほど、たくさんの水分、水蒸気を含むことができます。

温度が下がると、水は空気の中に水蒸気として存在できなくなり、水になって現れます。

 

窓に結露が出来るのは、室温より窓が冷たいせいです。

また、外に比べて室内の湿度が高いせい、とも言えます。

 

冷たい飲み物を入れたグラスの表面にできる水滴と同じ原理で、

「冷たい外の空気」が「グラスの中の冷たい飲み物」、

「室内の暖かい空気」が「グラスのまわりの空気」にあたります。

 

結露は「建物の構造上の原因」であることも多いのですが、

気密性の増していく近年の建物にとっては、切っても切れない関係。

入居者も対策をすることが求められますし、

国交省の原状回復ガイドラインにおいても「結露を放置したことによって発生したシミ」などは、入居者の負担するべきものとして記載されています。

結露は放置していいものではありません!

 

賃貸物件、どんな結露防止ができるの?

発生してしまった結露は拭きとりするしかありません。放置すると床などに垂れて水浸しになってしまいます。

窓の表面はスクイージなどを使うと手軽です。

起きた時に垂れないように、結露防止テープなどもありますが、結露の発生を抑えられるならそれに越したことはありませんよね。

 

基本的な結露対策はまずは「換気」です。

特にRC造のマンションなどは、気密性が高いため室内に籠った湿気があまり出ていきません。

北海道は木造住宅でも熱を逃がさないようになっていたり、恵庭市では、地域によっては自衛隊の砲撃音対策で防音工事をされていたりもします。

24時間換気システムや、ロスナイ換気のついているアパート・マンションは活用しましょう!

換気孔などが汚れると充分な換気がされなくなりますので、定期的な清掃も重要です。

換気システムがない場合は、冬であっても時折窓をあけて空気の入れ替えを。

二方向に窓がある場合は、両方をあけると空気の通り道ができて換気がスムーズになり、窓を開けている時間が短時間で済みます。

窓が一方向しかない場合は、台所や浴室の換気扇をつけておくと抜け道ができますよ!

浴室換気扇などは長時間つけていてもあまり電気代の負担にはならないので、常時つけておくことを推奨する意見もよく聞きますね。

壁際の家具の裏にカビが発生する場合もありますので、壁にべったりと家具をくっつけている場合は、少し離した方が風通しがよくなります。

押入れ・クローゼットなどもたまに出し入れして確認してみましょう。

冬は室内に洗濯ものを干すことも増えますから、湿気がこもりやすくなります。

冬場は4~50%くらいの湿度が快適なようです。適度に空気をからっとさせましょう!

 

とはいえ、北海道の寒い冬。

「換気扇を四六時中つけていると寒い」というご意見、とてもわかります。

窓に結露が出来るのは、「部屋に比べて窓が冷えているから」です。

温度差をなるべく無くすようにしてみましょう!

市販の結露防止・断熱シートなどを貼ることで、結露の発生を抑えるだけでなく、断熱性能があがるので省エネにもなります。

また、サーキュレーターなどを活用することで、暖かい空気が部屋の隅まで届き、温度差を減らすと共に、窓際に溜まりがちな湿気た空気を循環してくれます。

ただ、カーテンを閉めてしまうとサーキュレーターの効果は遮られてしまいます。

シンプルに「窓際を暖める」のであれば、窓下に設置する「窓用ヒーター」なども販売されています。

 

それでもダメなら…? まずは報告から

色々自分でできる対策をしてみたけれど、あまり改善しない……

構造上結露が起きやすい物件では、そういったケースもありえます。

賃貸物件であれば、まずはオーナーや管理会社に相談しましょう。

ただ結露が出るんですが…だけだと「拭き取りと換気をしてください」となってしまいますので、こういう風に換気している、湿気対策をしている、ということを伝えるといいでしょう。

壁などに大きくカビが発生してからでは「なぜこうなるまで報告しなかったのか」と責任を問われる場合がありますので、早めに報告するにこしたことはありません。

 

被害状況や賃料、建物構造などにより、どういった判断がされるかはわかりませんが、

当社が取り扱った事例では、

・内窓や換気扇をオーナーが取り付けたケース、

・オーナー側で対策はできないが、退去時に窓際のカビについては入居者の責にならない、と取り決めたケース

などがあります。

 

・・・

 

結露によるカビの発生は、退去時の原状回復でトラブルになることの多い事象です。

「拭き取りが間に合わないほどの結露は建物が悪いのだろう、入居者が負担するのはおかしいのではないか」

という主張をされ、なかなか話がまとまらないことがよくあるのですが、

国交省のガイドラインで認められたものだということはご説明した通りです。

「借りている部屋」であることを意識し、日々の手入れを怠らなければ原状回復費用の負担は減らせます!

気を付けて暮らしていきましょう!


 
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