急病・事故で入院!オーナー様と連絡がつかなくなったケースが発生しました。
ここ数年の間に、突然の入院などで一時的に連絡がとれなくなったオーナー様が複数いらっしゃいました…。
連絡がつかず、入居者に大きな負担となる可能性も…
弊社の賃貸管理物件の多くは築30年以上。
賃貸物件のオーナー様たちもご高齢になられ、世代交代をされた方もいらっしゃいます。
「今後、物件を誰に引き継ぐか」などの後継問題についてご相談を頂くことも増えてきました。
そんな中で、ここ数年の間に、
「突然入院してしまって、オーナー様と連絡がつかない」ということが複数件あったのです。
電話連絡がつかず、お送りした手紙を家族の方が見て連絡をくださったり、
お伺いしていたお勤め先に連絡をして、ようやく入院されているのを知る…といった状況で、
オーナー様にご判断をいただかないといけない相談の対処がなかなか大変でした。
幸いと私共が管理会社としてついているため、入居者様への負担は最低限にできたのかなと思いますが、
オーナー様が自主管理をされていた場合、
「設備が壊れたのにオーナーと連絡がつかず、修理できない!」
といった、入居者様の生活に問題が発生する可能性もあります。
また、賃貸契約を進めていたのに、倒れたり亡くなられたりで契約締結ができず、
結果契約をキャンセルせざるをえない…といった事態も何度か遭遇したことがありました。
お引越しをするつもりで準備を進めていたお申込み者様にとっては大きな負担となります。
万が一の備えをお願いします!
なかなか、自分に万が一があった場合というのは考えにくいものですが、
突然倒れたり交通事故などで入院…というのは誰にでもありうることです。
新型コロナウイルスのような感染症が急に流行ることだってありますし、
若い方だって油断はできません。
賃貸物件のオーナー様は、入居者様が困らないためにも、
■自分に何かあった場合の対処について周囲に伝えておく
■管理会社には自分の連絡先だけでなく、家族や仕事場などの連絡先も伝えておく
といったような、万が一の備えをしておくことをおすすめします。
賃貸経営をされている方の中には、家族を含め周囲に知られたくない、という方もそれなりにいらっしゃるかとは思うのですが、
賃貸経営は多くの方の「住」を支える事業でもありますから、
オーナー様が倒れてしまったことで、アパート入居者全員の住環境が壊れる…といったような事態は回避しなければなりません。
是非一度、万が一をシミュレーションしてみてくださいね。
ちなみに、私個人としても、ここ1年の間に血縁者が脳梗塞などで突然倒れる自体が複数ございまして、「急な入院」は身近なものとなりました。
自分はまだ若いと思わず、万が一のことは常に考えなければいけませんね…。
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