「北海道のアパート」暮らし、水廻りにある角ばった棒に注意!
道外から北海道のアパートへと引っ越してくる方、
今まで一軒家やマンションにしか住んだことがなくて古いアパートははじめて、という方。
北海道のアパートは、ちょっと変わったものがついていることがあります。
画像の細い棒、なんだと思いますか?
四角い棒が部屋の片隅に立っていることが…。一体何?
水廻りにあることが多く、トイレにあることもあります。
ちなみに隣の灰色や白のパイプの中身は水道管。凍結の恐れがあるため、周りを保温筒という断熱材を入れた筒で覆っていることもよくあります。
それでこの細い棒が結局なんなのかと言いますと…
「上の階の水道管の元栓」
です!
北国では、凍結防止のために室内に水道管の元栓があることが多いのですが、
2階のお部屋は、元栓がこのように1階のお部屋を貫通していることがあるのです。
うかつに触るとまさかの惨事に。
この水道元栓の棒。
北海道外からいらした方だと、暮らしてる最中に
「なんか急にくるくる回りだしてなんなの? 怖いんだけど…」
ということもあります。
根っから北海道民のスタッフばかりなもので、説明の必要性を失念しがちでよくないですね…。
くるくる回るなど動いているのは、上の階の人が元栓をいじっているからです。
アパートによってあったりなかったりしますので、アパート暮らしをしたことのある北海道民の方でもご存じないという方はいらっしゃいます。
1階部分が車庫だったりする物件や、2階以上の部屋にも基本的にありませんしね。
ほとんどの方は「よくわからないものなので触らない」という扱いなのですが、
「なんだかわからないものだが、回るようだったのでとりあえず回してしまった」だとか、
「酔っぱらってなぜか回していた」なんてこともあります。
すると2階で閉じられていた元栓が開けられ、
水を抜くために開かれていた蛇口から水があふれでて2階も1階も水浸し…などという事態が発生しうるのです。
1階の部屋に2階の部屋の水道を左右できるものがある、というのも若干問題があるのかもしれませんが、
安価でメンテナンスが楽なタイプの元栓のため、
古い物件・安価な物件ではよく見かけるものです。
基本的には触れないようにしましょう…!
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