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2021年08月19日
不動産の窓口ブログ

「設備をもっと良くしてほしい!」入居者の要望にはどこまで応えたらいいの?

「照明器具をLEDのに変えてほしい」「もっと防犯性能の高い鍵にしてほしい」「エアコンつけてほしい」

などなど…入居者さんから設備を良くしたり新しくつけて欲しいという要望、

「どこまで要望に応えたらいいんだろう…」とお悩みの賃貸オーナーさんがたくさんいらっしゃると思います。

設備をもっと良くして…って、やらなきゃいけないの?

設備は段々と古くなり、そして技術はどんどん進んで行く中で、

古いアパート・マンションなどの設備を「新しい、もっといいものにしてほしい」という要望が、入居中の方から来る場合があります。

 

多くの場合はもう古くなって調子も悪いから、変えるならもうちょっといいものにしてほしい…といったケースが多いですね。

「インターホンが鳴らなくなったけど、交換するならモニター付きにしてほしい」

だとか。

 

しかし、現在ついている設備と同じものなら交換は数千円なのに、要望するものをつけようと思ったら2~3万かかる!なんて場合、

「一体どこまで要望に応えればいいのだろう」

「オーナーが負担してやらなきゃいけないことなのかな?」

とお悩みになる大家さんは多いと思います。

 

価値を保つためにも、ある程度のアップデートは必要!

設備を使えるようにすることはオーナーの義務ですが、

それを「もっと良いものにすること」は特に何も定めがありません。

もっと安価なものにすることもできます。

が、安いもの、技術的に古いものばかりを使っていては物件の価値は下がっていってしまいますし、

入居者さんも離れて行って、次の募集の時には家賃を下げなければ入居が決まらない…ということになってしまいます。

 

ですから、ある程度の設備アップデートは必要経費と思って負担するべきでしょう。

 

「でもそれって、どの程度のことをやればいいの?」

という方は、「近隣で同じような家賃の物件の募集情報」を調べてみるのがいいかもしれません。

うちにはついていないけど、すぐ近くのマンションでは同じ家賃でついている…なんて場合は、入居者が希望するならつけてあげていいかと思います。

 

周囲についていない、という場合でも昨今は

「モニタ付インターホン」「ウォシュレット」辺りは多くの物件で当たり前についていることが増えてきた設備なので、

家賃が相場より大分安い…というのでなければ、つけてあげたほうがいい設備かもしれませんね。

 

また、「テレビアンテナの端子」などが古くて今時使われるタイプじゃない…なんてケースの場合はなるべく変えてあげましょう。

 

相応じゃない設備は断ることも大事です。

モニタ付インターホンくらいなら、あまり大きな負担にはならない設備のほうかと思うのですが、

中には「エアコンをつけてほしい」であるとか、「光熱費が高いのでボイラーなどを省エネのものにしてほしい」とか、

「ガスコンロが壊れたので交換するならどうせなら自動で火の調整機能がついているのが良い」であるとか、

そこそこ費用がかかる要望を言われることがあります。

 

これも前項同様、同じ家賃帯の物件に同等の設備がついているかどうかが判断基準の一つになると思います。

こういった設備のついている物件と大きく家賃に開きがあるなら、「取り付けるなら家賃を上げる」と交渉するのもいいかもしれません。

 

ある程度のアップデートは必要経費とは言いましたが、

入居者の要望をなんでもかんでも聞いていては、「モンスター入居者」になりかねませんから、賃料的に不相応な設備について断ることも大切です。

最新の設備が欲しいのであれば、そういった設備のついた物件に引っ越すという選択肢が入居者側にはあるのですから、

「この賃料だから、このくらいの設備しかないよ」というのを入居者さんに理解してもらいましょう。

 

エアコンは昨今、熱中症による死亡事故も多いですから、「自費で取り付けるなら(条件等を定めた上で)許可します」といった形がいいでしょう。

 ※賃貸物件のエアコン設置については、こちらの記事もよろしければご参照ください。

自治体によっては高齢者などに対し、エアコン設置の助成金を出している場合もあるので、そちらを案内してあげるのもいいかもしれませんね。

 

「家賃」だけじゃない判断基準!

ここまで「家賃基準の考え方」をしてきましたが、

「長く住んでくれているから」「今まで家賃が遅れたことがないから」といった部分も一つの決め手になるかと思います。

もっと長く住んでいてほしい人の要望には、無理のない範囲で応えてあげたいですよね。

 

いつも家賃を滞納しがちな人や、周囲に迷惑行為をしている人が設備のアップデートを要求してきても、気分的には応えたくないでしょう。

オーナーさん側としては、それで早めに退去してくれれば逆に儲けもの…くらいの感覚でしょうから、

これを読んでいる「入居者」の立場の方はそういうこともあるんだな、とちょっと覚えておいてくださいね。

 

日頃の行いが良い方にはオーナーさんも何らかの形で利益を提供すれば、長く住んでくれて、また、より良い人たちが物件に集まってくれる可能性もあります。

設備の修繕・交換も入居者さんとのコミュニケーションの一環として捉え、よりよい関係づくりに使ってみるというのも、

個人間のやりとりを避けがちな今の時代に合った賃貸オーナーのやり方かもしれません。

 

 

 

 

 

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