新生活のスタート!入居が済んだら、忘れずに「点検」と「報告」をしましょう!
お部屋を借りて、いざ新生活。
引越し直後はやることも多くて、面倒なことは後回しにしたいケースも多いと思いますが、
いつか来る「退去」のときのためにやっておきたいのが、「入居した時点での部屋の状況点検と報告」です。
点検報告をしないことで退去時にモメるケースは多数!
賃貸アパート・賃貸マンションの退去時によく、
「この汚れや、この設備の不具合は、入居したときから既にありました」
と言われることがよくあります。
しかし、何も記録が残っておらず、「本当にそうだったのか」が確かめられないケースもよくあります。
本当にそうだったのかが証明できないためモメてしまうケースも多く、
話合いの末、入居者の負担になったとしても、オーナーの負担になったとしても、
どちらにせよ、退去の後…つまりは引越したばかりの忙しい時期に余計なモメごとが続くことになるのです。
汚れがあるけど生活には別に支障がない、設備に不具合があるけど特に困るほどじゃない、
という場合には特に連絡を入れずにそのまま使用される方も多いのですが、
「汚れや設備の不具合が入居したときからあった」を、退去の時になって証明するのは非常に困難です。
そこで、入居時にやっておきたいのが「汚れや不具合の報告」です。
オーナーまかせにせず、入居者側でもきちんとチェックしましょう!
オーナーや管理会社によっては専用の書式が渡されて提出する仕組みになっていたりしますが、
「返信用封筒ついてるけど近くにポストがないから面倒」で後回しにしてしまったり、
「もらってすぐに提出したけど、その後に気がついた部分がある」といったこともあると思います。
専用の書式も何も無い場合もあるでしょう。
ちょっと面倒かもしれませんが、ぜひ忘れずに報告を行ってください。
引越ししたての時期は、新生活もはじまって、色々とやることも多く大変かとは思われますが、
直してもらう必要がないものであっても、現在の状況を貸主と借主、双方が把握している、ということが大切です。
ちょっとの手間で、退去時のトラブルを避けることができますから、しっかり連絡するようにしましょう!
入居前にオーナーや管理会社が確認しているだろうし、入居者がチェックする必要ある?
という方もいらっしゃると思いますが、
人の目での確認ですから見逃してしまうケースだってありますし、
入居前の点検等していないオーナーさんというのも結構多いです。
設備などは、
「オーナーが点検した時点では問題なかったけれど、数日後に入居者が引っ越してきたときには不具合が起きていた」
みたいなことも全く起きないとは言えませんしね。
また、必ずしも賃貸住宅のオーナーや管理会社が、良識的な人ばかりというわけではありません。
入居時に汚れや不具合の報告をした場合であっても、
退去時には報告を受けていない、覚えていない、と言って高額な請求をしようとする悪質なケースも世の中にはまだまだ見受けられます。
点検報告の専用書式が無かったり、入居までのやりとりをしていてなんとなく不信感がある…という場合には、
写真なども添えつつ「いつ、何を報告したか」が自分にも相手にもわかるようにしておきたいですね。
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