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2019年10月28日
不動産の窓口ブログ

【賃貸管理のトラブルQ&A】共同住宅での騒音などの迷惑行為、退去してもらえる?

「騒音がひどくて、本当に困ってるんです!」と入居者さんから切実な、怒りの訴え。

迷惑な人には退去して貰いたいのはやまやまですが、

そう簡単にいかないのが賃貸借契約。

慎重に取り扱わなくてはなりません。

まずは訴えが正当なものかを確認する必要があります。

「隣の部屋がうるさいので何とかしてほしい」

という訴え、そのまま右から左に隣の部屋に伝えるのはあまり良いこととは言えません。

 

隣の部屋の人が個人的になんだか気に入らない、

隣の部屋が空き部屋のほうが何かといい、などの身勝手な理由で、

「虚偽の訴えやいやがらせをして追い出すように仕向ける人」というのは実際存在するものです。

また、当人がかなり過敏なタイプで、音自体は確認してみると一般的には許容範囲の音だった…であるとか、

隣かと思ったら上だった、下だった、ということも。

統合失調症などが疑われるケースも存在します。

 

まずは全体に軽めの通知や掲示板への張り紙などの対応を行ってみるか、

ひどいようならどこからどんな音がしているのか録音・録画してもらったり、

ほかの入居者さんにも音がしないかを確認してみることなどが必要です。

確認するにあたっては、「何号室の人から訴えがあった」「何号室の人が騒音を立てているらしい」といったような情報は出さないようにしたほうが良いでしょう。

「何時ごろにこういう音がして悩んでいる、というご相談があったのですが、同じような音を聞いたことはありませんか?」

といったような言い回しが良いかと思います。

 

全室に対してのやんわりとした通知を行ったにも関わらず、

「騒音の通知が入ってたが、言ってきたのはうちの隣の部屋のやつだろう!」と管理会社に怒鳴り込み、

あげくに隣の部屋にいやがらせをはじめた…なんてことが実際ありましたので、

本当に騒音に関するトラブル対応は難儀です…。

 

賃貸管理会社でもある、私たちが行っている騒音トラブルの対応については、

下記の記事にも記載しておりますので、よろしければご参照ください。

迷惑行為の対応は長期戦!

迷惑行為が確実で、一般的に耐えきれるものではないと判断されれば、

賃貸借契約の解除や更新の拒否をすることが可能と考えられます。

ですが、すぐにでも契約解除というわけにはいきません。

 

通知を入れる、心当たりがないかそれとなく窺う、

確実な確認が取れているなら改善するよう注意する

「何月何日までに改善がなければ解約します」と解除通知を内容証明郵便などで送る

ある程度の期間を待って、反応がなければまた解約通知を送る

と繰り返し、それなりの期間、改善を待つ必要があります。

 

大半の方は何度か通知しているうちに改善してくれるのですが、

そこまでしても改善も退去も望めなければ、

(ほかの入居者さんに健康被害が出ており、医師の診断書などが用意できるのであれば、多少期間は短くなるかと思いますが)

ようやく、建物明け渡し訴訟を起こす…という形になります。

訴訟については弁護士さんに相談しましょう。

 

 

騒音トラブルが起きた場合の対応は、

最終的な明け渡し訴訟も見越して、きちんと証拠を取ることです。

被害を受けている方には、「現在こういった対応を行っている」と経過を報告し、

長期戦になることにご理解をいただく必要があります。

正直、手間のかかることです。

誠実で慎重な対応を行うよう、心がけましょう。

 

 

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