知っておくと便利?恵庭の主要道路の「通称」
恵庭市には国道36号線が通っているのですが、
「道道46号」のことを「国道36号」と呼称する人が多く、結構こんがらがったりします。
「国道」?「旧道」?それってどこ…?
上記地図を確認して頂くとわかりますが、
黄色い色付きの道路が「国道36号線」。途中でカクっと折れ曲がって遠回りをしています。
以前は、今の「道道46号線」が国道36号線だったのですが、
混雑解消等の目的で、バイパス(迂回)道路として現在の国道36号が開通したのが1996年。
もう20年以上経ってはいるのですが、久しぶりに恵庭に来る方などは特に、
現「道道46号線」を「国道」と呼ぶことがままあります。
私たちの会社は道道46号沿いなので、お電話で会社の場所を聞かれたときなど、
「道道46号…昔の36号沿いです」などとお答えすることも多かったり。
それから「旧道」という呼び方。
国道から道道になった46号線のことを呼んでいるのかと思うと、これも違ったりします。
というわけで、マウスで描いた線で恐縮ですが、地図を用意しました!
線がぐねぐねしてるのはご愛敬ということで…。
道路の名称について解説していきたいと思います。
■赤:国道36号線
「国道36号」と呼ぶと、青いラインの道道46号線と勘違いが発生することがあります。
「バイパス」と呼ぶと、間違いなくこの膨らんだ部分です。
「サブロク」と呼ぶこともありますが、これも現道道46号とどっちか紛らわしいですね…。
■青:道道46号線
「道道46号」で大体通じるかと思いますが、道道になったことを知らず、国道36号と勘違いしている方もいらっしゃるのでご注意を。
「以前の国道」「旧サブロク」みたいな言い方をされることがあります。
ほぼないとは思いますが、「弾丸道路」と呼ばれるのもこの道路のこと。
■緑:クラーク博士通り
現在、クラーク博士通りと名付けられている、古い道路です。
現46号の前に国道だった通りで、明治初期に作られた「札幌本通」です。
「旧国道」と呼ぶ人もいますが、現在だと道道46号と紛らわしいので気を付けましょう。
「旧道」と呼ぶ時は、大概はこの通りのことを指していますが、念のため確認をしたほうがいいかもしれません。
今の所まだ、市内では「クラーク博士通り」という名称は定着していない感じがします…。
■黄:基線通
こちらは特に特殊な名称ではありませんが、
例えば「江別恵庭線」といったような、どことどこを繋いでいる…という名前ではないので、
市外からいらした方にはなじみが薄い名前です。
名前の通り、恵庭周辺地域の基準となるまっすぐ引かれた道路。ここを基準に道路が作られており、農地の区画が分けられています。
恵庭市内だとあまり馴染みがないですが、お隣の長沼町ですと、
住所が「西3線南…」といった名称の住所になってる地域もありますよ。
札幌市で住所が「北1条西…」といった名前になってるのと同じです。
この名前ごちゃごちゃ問題は、道道46号を道道46号、国道36号を国道36号、
という認識が市内・市外すべての人に統一できれば解決するんですが、20年経っても未だ…なので、なかなか先は長そうな気がします。
市外から転居されてきた方など、馴染みが無くて混乱する方もいらっしゃると思いますので、
ご参考にして頂ければ幸いです!
恵庭市の地元密着不動産会社
(株)不動産の窓口
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