高校野球の大会とか、ハイキュー!!とかの話
夏の全国高校野球が中止になったことで、各地方で独自大会が行われることになりました。
北海道も本日から南北海道大会が開催しています。
南大会は9日、北大会は11日まで。寄付の募集も!
南北海道大会、北北海道大会にわかれて開催されます。
無観客ですが、南北海道大会についてはネットで中継等も行われるようです。
クラウドファンディングによる支援の募集も行われています。
卒業後も続ける人、将来プロになる人ばかりではない。
いきなり話題が高校野球から離れますが、
先日、週刊少年ジャンプのマンガ「ハイキュー!!」が最終話を迎えました。
高校の排球…バレーボール部のマンガです。
東北の小さなバレーボール部に、人並み外れたバレーボールへの執着心を持つ主人公が入部し、やがて全国大会に至る…わけなんですが、
バレーボールの描き方のみならず、登場人物たちの巧みな心理描写でも人気を博しました。
チーム競技である以上は決して一人ではできないスポーツ。
高校の3年間という限られた時間。
どれだけ努力しても恵まれなかった「体格」や、なんともしがたい「運」の要素。
苦しい思いをして、時に打ちのめされて、それでもどうしてバレーボールをやり続けているのか。
丁寧に丁寧に、描かれています。
ネタバレになりますが、
主人公ははじめての全国大会で高熱を出し、途中で退場することとなります。
ウイルスの影響で高校野球等の大会がなくなってしまうというニュースを聞いたとき、
私はコミックスのこのシーンを読み返しました。
この時のために打ち込んできただろう皆の悔しさが、きっとこのページに描いてあるような気がしたからです。
どちらかといえば普段甲子園の中継など見ていても、
「こんな気温の高い日に屋外スポーツさせて熱中症になったらどうするんだ」
「一人にこんな球数投げさせて肩が壊れてしまったらどうするんだ」
と、若者の将来のことを心配してしまうのですが、
全国大会に出場したからといってプロの道に進む人ばかりでもないし、本当に高校が何かの「最後」になる生徒は多いはずです。
高校生の、今この時でなければならなかった、という彼ら、彼女らの努力が少しでも報われてくれる機会が増やせるといいのですが…。
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