ところが変われば屋根が変わる。
用事があり、北海道伊達市のほうに行って来たのですが、
車から街並みを見ておりましたら、ふと恵庭市と違うなーってところに気付きました。
同じ北海道でも屋根の形は変わるもの。
見たのは一部の地域ですからもちろん全てがそうだということではないのですが、
恵庭市に比べると、伊達市は住宅の屋根が傾斜しているのが多いな、と思ったのです。
急な三角屋根というわけではないですが、少し傾斜がついていて、雪が滑り落ちるようになっているタイプですね。
雪止めがついているかどうかまではちょっと見えなかったのですが、屋根に雪が積もっている家というのもあまりなかったので、ひょっとしたらついていないのかもしれないですね…。
恵庭市はだいたい築30年より若い物件傾斜の無い無落雪の屋根が多いのですが、
伊達市では新しそうな住宅でも、傾斜のついた屋根が多いように思われます。
恵庭市の場合は簡単に雪が流れ落ちてしまう屋根では、落雪で窓ガラスが割れたり、通行人が怪我をしたり、といった危険性もあります。
このため、ルーフフラット方式とかダクト式の無落雪屋根が多いのですが、
伊達市は北海道の中では比較的温暖で積雪量の少ない地域なので、勾配のついた屋根でもあまり問題が無いのでしょう。
といっても、恵庭市も北海道の中ではさほど積雪量が多いというわけでもないのですけどね。
北海道の建設部が「垂直にこのくらい雪が積もること計算して家を建てなさいよ」という基準を出しているのですが、
この「垂直積雪量」が、
恵庭市は90cm、伊達市市街地は70cm。
今年大雪でニュースにもなった岩見沢市は130~160cmです。
実際、恵庭市内にも傾斜のついた屋根はたくさんあります。
恵庭市のお隣、北広島市の住宅などを電車に乗ったときに上から見ると、ダクトのついた無落雪屋根が随分多いように見受けられるのですが、これは北広島市の垂直積雪量が140cmだからなのでしょう、多分。
不動産屋になると住宅地見ててもこんなことばかり気にしちゃいますね。
なかなか面白いですよ!
北海道恵庭市の不動産会社
(株)不動産の窓口
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