空地・空家・アパート・マンション所有者への不動産会社から営業の手紙、どうやって調べてうちに来るの?
空き地や空き家や、アパート、分譲マンションを所有していたり、または相続して自分のものになったら途端に、
色々な不動産会社からハガキや手紙が来るようになった…
なんてことはありませんか?
なぜうちに来るの?怪しい?不動産会社からのハガキ
親から空き地や空家、分譲マンションなどを相続してしばらく、突然名指しで「土地を売りませんか?」とか「買取ります」なんてハガキや手紙が来たりすることはないでしょうか。
あるいはアパートを相続して経営することになったら、「管理会社をつけませんか?」と届いたり。
なんで自分が持ち主だって知ってるの?
気味が悪いな…。
なんて方もいらっしゃると思います。
弊社でも、空き地・空き家オーナーさんへご案内を差し上げることはあるのですが、
その際に「なんで知ってるの?」と聞かれることがたまにありますので、ご説明させていただければと思います。
不動産の所有者は誰でも調べられます。
空き地や空き家の持ち主を知ることは、それほど難しいことではありません。
不動産屋に限らず、一般の方でも調べることができます。
空き地や空き家、人の住んでいる様子のない分譲マンションの部屋などを発見すると、「不動産登記簿謄本」を取得します。
これは法務局で、有料ですが誰でも取得可能です。
謄本には土地の面積や、建物の建築年、そして所有者についての情報が記されています。
ここに書かれている所有者の住所に、不動産会社はハガキや手紙を送ったり、訪問しているわけです。
また、不動産の登記情報に変更があったらつけられる「不動産登記受付帳」というものも、法務局に開示請求すれば見ることができます。
「相続等があった」ことがこれを見るとわかるため、相続したとたんにあちこちからDMがきた!!
という場合は、こういった情報を利用しているものかと思われます。
といったわけで、不動産会社が何か違法な方法を使って調べているわけでも、不法に個人情報が出回っているわけでもありません。
不要な場合に「送ってこないで」と連絡するのが面倒、
もう売却や譲渡が決まってるのにいっぱい来てしまって迷惑…なんて場合は、
郵便物の場合は送られてきたものを開封せずに赤いペンで「受取拒絶」と書き、押印または署名してそのままポストに入れておけば、受取拒否もできます。
中には、興味本位で連絡をとってみたが最後、しつこく営業してくるという業者もあるでしょうから一概には言えないのですが、
弊社に関して言えば、しつこく連絡したりということはありませんので、ご興味おありでしたら気軽にお問い合わせや、今後の連絡のお断りなどをいただけましたら幸いです。
また、しょっちゅう連絡が来てわずらわしいな…という場合は、
物件に「管理会社」をつけて現地に管理看板などを設置してもらうことで、
連絡の多くはそちらの会社の方に行くことになると思います。
(謄本が誰でも取れる都合上、ゼロというわけにはいきませんが…)
北海道恵庭市近郊の不動産であれば、
不動産の窓口の空き家・空き地管理もぜひご覧ください。
北海道恵庭市の不動産会社
(株)不動産の窓口
関連した記事を読む
- 2024/12/12
- 2024/12/10
- 2024/12/02
- 2024/11/29