不動産の窓口
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2020年12月02日
不動産の窓口ブログ

こんな部屋は決まりにくい?「お札のある部屋」をご案内した話

「ここって、事故物件とかなんでしょうか…」

「いえ、そんなことは、ないんですけれども…」

と返事も歯切れ悪くなってしまったお部屋の案内。

お部屋の壁には、お札が1枚貼ってありました。

事故物件とかではないけど…

自主管理を行っているオーナーさんは、

定期的に空室を見廻って簡易の清掃を入れたり、色々部屋を装飾しているような方もいます。

 

そんなお部屋をご案内したときのことですが、

何の変哲もない部屋の壁、ど真ん中に一枚、お札が貼ってあるのです。

ご案内したお客様ともども、一瞬ぎょっとしてしまい、

冒頭のようなやりとりがあったわけなのですが、

よくよく札の中身を見ると、早く入居者が決まることを祈願したお札のようでした。

 

事故物件であるとか、おはらい目的のお札ではないことをあらためてご説明はしたのですが、

結局そのお客様がご契約をされることはありませんでした。

このあとにも何度かご案内をしたものの、お札の貼られた部屋はなかなか決まらずじまいで…。

 

一度抱いた不信感って、なかなか消えないものですからね。

 

オーナーさんがよかれと思ってやったことが、

入居希望者の方にとっては、あまり良い印象にならなかった…ということはままあります。

 

神棚でもないところにお札がある状況というのは一般的にはあまり見慣れないものですから、

入居祈願の札とはいえ、よその人には何か異質なものに見えてしまいます。

現代日本ではあいにくと、あまり宗教にいい感情を持っていない方も多いですから。

もちろん、「そんなの気にしない!」という人もたくさんいますから、貼っていても入居条件が良ければそのうち決まるかとは思いますが。

 

人様の信心のことですから、なかなか直接は言えないんですけどね…。

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