不動産の窓口
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2021年06月15日
不動産の窓口ブログ

アパートの取壊しに伴う退去が多いみたいです。

ここ最近、「アパートを壊すから退去してと言われた」というお客様の問い合わせが複数件あり、しかもみなさん別のアパートの方ということで、

どうもアパートの解体が増えているみたいです。

本来は入居者の権利の方が強いものの…

恵庭市は市制50年を迎え、丁度そのころに建てられたようなアパートはもう老朽化でかなりボロボロになってきています。

もっと築浅のアパートでも、オーナーが手をかけられなくて荒れてしまっているものもあります…。

 

そんなアパートたちの取壊しのタイミングが来ているらしく、ここしばらく「退去通告をされて引っ越し先を探している」とお問い合わせをよくいただくのですが、

どうも退去通知のされ方が荒っぽいといいますか、「1~2ヶ月以内に退去して!」というような言い方をされることも多いみたいです。

 

以前、「オーナーから退去してと言われた場合」についての記事を書いているのですが、

こちらでも書いた通り、実際には入居者さんの住む権利というのが強いので、そう簡単に出ていく必要というのは無かったりします。

少なくとも6ヶ月以上前の通知が必要ですし、立ち退き費用等の請求だってできます。

老朽化して危険な状態だと言えども、人が住んでいて家賃を貰っている以上は、安全に住める状態に修繕するのは原則としてオーナーの責任です。

 

ですが、いざ立ち退き要求をされた皆さんは、

「よくわからないから、はいと言ってしまって…」「強い口調で言われてなんだか怖くて…」

と、そのまま言われた通りに退去してしまう方が多いようです。

 

「法律上、退去通知は6ヶ月以上前ですよね?」

「正当事由はありますか?」

とだけでも言えば、間にまともな管理会社が入っているならすぐに手のひらを返すと思うのですが、

相手が個人オーナーさんだったりすると、オーナーさん自身も法律関係への理解があまり無いため、話がこじれたりするかもしれないですね…。

 

管理会社ではない弊社では間に入って交渉することもできませんし、

最終的にはご本人のやる気がなければどうしようもありません。

 

脅迫や嫌がらせを受けたりする場合は警察にご相談くださいね。

 

オーナーさんも知らずに言っていることが多いです…

弊社でも老朽化が激しく修繕費用が大きいのでもう壊したい、手放したい、といったご相談をオーナーさんから頂くこともあります。

多くのオーナーさんが、最初は「そんなに手間をかけず退去してもらえるのではないか」と思っていて、どういった手続きをとるべきなのか…と相談をしにいらっしゃるのです。

色々とご説明をして、そう簡単なものではないとご理解いただくと、

「そんなに大変なんだね…」と皆さん驚くのです。

 

人によって、物件の状況によってもベストな解決方法というのは変わってきますが、

入居者に一方的に負担を強いた方法というのは良くありません。

弊社で買い取りをしたり、別の賃貸オーナーになりたい方に売却したり、入居者さんが納得する形で退去していただいたりと、色々な方法を取っています。

 

こうしてネットに記事を書くなどはしていますが、

老朽化したアパートを所有しているオーナーさんの多くは高齢で、ネットのブログなんて見ない方がほとんど。

もっと多くの方に知って貰えると良いのですが…。

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