自転車も活躍の春、ヘルメットは…?
令和5年4月1日から、自転車利用者のヘルメット着用について「努力義務化」がされているのですが、
北海道恵庭の市内の様子を見てみますと…
ヘルメット、なかなか広まらず…
北国では雪のある冬の間は自転車で走行する人はめったにおらず、
雪が溶けて自転車を見かけるようになると「春だなあ」と風物詩の一つのように思うのですが、
今年、令和5年4月1日からはこの自転車の利用者に対して、
「ヘルメット着用の努力義務化」が施行されております。
努力義務、ですのでかぶっていないことに罰則があるわけではないのですが、
自転車での死亡事故の多くは頭部へのダメージによるものが大きいという調べもあり、
これまでは
「保護者は13歳未満の子どもにヘルメットかぶせるように努める」
だったものが、
「すべての人はヘルメットをかぶるように努め、また、子どもを同乗させる際や、子どもが自転車に乗る場合はかぶせるように努める」
に変わったわけです。
しかしながら、恵庭市では以前から子どもたちもヘルメットをかぶってはいませんでしたし、
この春、4月1日以降の市内の様子を見ても大人も子どももヘルメットをかぶっている様子はほとんどありません。
地域によってはあたりまえにヘルメットを着用している地域も全国をみれば多数ありますので、
「まわりのみんながやっていれば、やる」
ということだとは思うのですが、
なかなか「あたりまえ」になるのは簡単ではなさそうです。
わたし自身はいまとなっては自転車に乗る機会はほぼ無いのですが、
自転車で走っている方の横を車で通るときなどは、
「急に自転車が倒れてきたらどうしよう」と心配しながら走っています。
自転車は気軽に乗れる分、ルールについて守らない人も多い乗り物で、
大分周知されてきたと思うのですがいまだに歩道を当たり前に走る自転車も多いですし、
一番危ないのは無灯火ですね…夜間は本当に見えないです。
ヘルメットは持ち運ぶにもかさばったり、盗難対策などもしないといけなかったりするので、
ヘルメット自体を買うだけでなく、ケースなりホルダーなりを用意するのもひと手間かかります。
しかし命には代えられません。
恵庭市周辺にも、ヘルメット着用が広まってくれると良いですね。
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