大寒波到来の予報!事前に十分な備えをしましょう!
2023年1月20日(金)辺りから、日本に大寒波が来ることが予報されています。
寒波が来る前に備えましょう!
我々道民(札幌周辺)としては、最高気温がマイナス2桁は流石にキツいな…という感じではありますが、
暖房設備もある程度充実した環境におりますので、まだなんとかなるのではないかと思いますが、
氷点下なんてめったにほとんど見たことないよ!
という地域の方にとってはかなり厳しい状況になりそうです。
寒くなってから準備しても色々と手遅れですので、今のうちに色々と備えておきましょう!
まずは暖かく!
暖房費も高騰し、少しでも控えたいのはやまやまかと思いますが、
室温が低い状況というのは、体調を崩す原因となります。
暖房器具の燃料もきちんと用意し、少しでも効果が高まるようにフィルタなどは掃除しておくとよいですね。
また、エアコンを暖房にしている場合、寒冷地仕様のエアコンではない場合は外気が低いと暖房能力が著しく下がります。
エアコン以外の暖房器具を用意しておくとよいでしょう。
まずは可能な範囲で部屋の断熱効果を高めましょう。
良くある方法ですと、窓に断熱フィルム・シートなどを貼ったり、
カーテンを厚めで、窓よりちょっと長めのものにするだけでも変わってきます。
窓や玄関ドアに「隙間テープ」などの名称で売られている隙間風対策用のテープも貼るのも効果的かと思います。
賃貸物件の場合は退去時に剥がさないといけないので、跡が残りにくい方法を選んでくださいね。
それから、無い物件もありますが、「床下換気口」と呼ばれるものがある住宅があります。
ここから冷気が入り込み、床下から寒さが這い上がってきます。
あるようでしたら、フタつきのものはフタをしましょう。
フタがない、壊れているという場合はなんらかのもので塞ぐと良いですね。
↓こんな感じで
床下換気口は塞いでいないと、北海道の断熱に優れた住宅であっても簡単に水道凍結を起こします。
湿気がたまりやすくなるので、春になったらあけるのを忘れないでください。
雪による停電の対策
寒波だけでなく、太平洋側の雪が少ない地域に雪が降る予報もされています。
雪の重みで電線が切れるなど、停電の可能性が高くなります。
コンセントの必要ない暖房があるといいですね。
カセットガスコンロもあると良いです。お湯が沸かせるだけでも大分違います。
いざとなったらお湯をお湯用のボトルなどにいれて湯たんぽにもできます。あったかいですよ。
懐中電灯の用意はあるか、電池は入っているか。
モバイルバッテリー等は充電済みか、確認しましょう。
北国以外でもできる凍結対策
氷点下になると水道凍結のリスクが高まります。
水道凍結対策は、別の記事も書いた事があるのですが
水抜のための元栓といった設備が、北国以外だと簡単に出せるところにありません。
なので、「水抜き」という方法を取るのが困難かと思います。
ということで、対策として
・むき出しの水道管は、布などで包んで保温する
・水道管が多いが暖房から遠い、脱衣場やトイレといった場所にはパネルヒーターなどの暖房器具を置くようにする
・短期間であれば、水を流しっぱなしにする(太さ4mm以上くらいで流れ続ける状態が必要、外水道などであまりに外気温が低い場合はあまり効果は見込めません)
・夜間や留守中などしばらく使用されないとき、各排水口に不凍タイプの車のウォッシャー液など(LLC不凍液があるならそちらがいいです)をコップ1~2杯ずつくらい入れる
トイレタンクにも入れると良い
・給湯器、ウォッシュレットの電源を落とさないようにする
などの対策をなさると良いかと思います。
尚、凍結してしまった場合は絶対に熱湯をかけないでください。
凍結してしまった場合の対応は ↓こちらの記事に掲載しています。
「賃貸物件」とは記載しておりますが、所有物件でも使える内容も記載しておりますのでご参照ください。
交通網がマヒするかも…食料品等は必要な分の確保を
雪や路面凍結などにより、
公共交通機関のみならず、運送トラックなども動かなくなることが考えられます。
自分が通勤通学できないというだけでなく、
お店の品薄等も懸念されますから、必要な程度に食料などを用意しておきましょう。
買い占め行為は他の方の迷惑になりますし、食料品等はどうせあまり長期間はもたないので大量に買いすぎるのはよくありません。
灯油などの暖房燃料も確保しておきましょう。
こちらも、あまり大量に買っても保管場所に困りますし、粗雑な管理をすると危険なので注意してください。
ネットショップなども配送が遅れる可能性がありますので、急ぎでない買い物は寒波が去った後にまわすようにしましょう。
自然が相手なので「これをしておけば万全!!」ということは無いですが、少しでも準備しておけば、ちょっとは変わります。
色々と大変なことはあるかと思いますが、まずは命第一です!
頑張って粛々とやり過ごしましょう!
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