外国人の日本領土買収が止まらない
先日ある相談がありました。
「相続しようと思うニセコの土地を、おたくで売ってもらいたいが、◯◯人には売りたくないが、可能か?」
外国人に売らないことはできるのか?
根本的な問題は、空き家問題と同じ!
外国人の日本の土地買収は今に始まったことではありません。
北海道は中国、今までニセコはオーストラリアでしたが、この2-3年で中国が一気に買収を増しました。
中国人の土地買いは、北海道以外にも全国に及びますが、北海道、沖縄、長野は異常ですね。
そして、対馬は最早、韓国です。
店も宿もお土産屋も案内所も韓国人が営んでます。
さて、善し悪しは別として、なぜこうなるのか?
これは日本の空き家問題と根本的な原因は同じですね。
1 日本及び日本人自体が、事態を把握しておらず、無関心であること!
水資源目当ても多いですし、太陽発電目当て、そして木材目当ても多いです。日本の資源って無限なんでしょうか…
更に、それをカモフラージュに空港や自衛隊基地の近くの原野買いも目立ちます。
千歳市や富良野周辺、釧路周辺、沖縄の宮古島なんていい例ですね。
2 外国人にとっては、べらぼうに安いから!
日本政府は北海道のインフラ整備に何兆円もかけてきました。道路、電気、水道が整ってる土地って当たり前のことじゃないですよね。
過疎化や無人化が進み日本人にとっては無価値な土地も、外国人にとっては、べらぼうに安いわけです。
そういう土地に中国、香港系が積極的に買い付けてるわけです。
3 日本は!登記が任意だから!
これが一番の原因ですね。
これは空き家や相続問題の根本的原因と同じ!
誰が買ったのかを秘匿できる日本の土地、不動産は、マネーロンダリングや資産隠しの手段として使いやすいですよねっ。
日本政府も把握できないわけですし…
中国、タイ、フィリピン、インドネシアなどでは、外国人が土地を買うことがそもそも禁止されてます。
日本はWTOにおいて、外国人の不動産売買について制限を設けないと協定を結んでます。(GATS)
かつ、そもそも日本の憲法は外国人に対しても財産権を保障してますしね(解釈上です)。
日本人もバブルのときはアメリカの象徴ロックフェラーセンターを買い取ったわけですから…人のことは言えません。
イギリスやドイツも日本同様に規制を設けておりません。
でも、決定的な違いは、登記が義務づけられており所有者が誰なのか厳密に管理されている点です。
ここが大きく違います。
当たり前のことを当たり前にやればいいと私は思います。
外国人に対しても排除ではなく、自由な商行為のなかで、適正に管理することなのではないでしょうか。
さて本題の
外国人に売らないことはできるのか?
結論からいうと、難しいですね。
(と、お答えしました)
今回のように個人間の売買で、弊社が仲介という立場でしたら、
個人である売主の、売るための一つの条件として意向を組むことは可能ですので、この取引だけを考えれば、売らないことになるのかもしれません。
かもしれないというのは、相手が日本人を介して買うかもしれませんよね。
こういう問題を逆に応援、協力する日本人も多いわけですから。
ただ、弊社は、
不動産の売買は、動産(モノ)の売買とは違い、取引時においても、また、取引後においても、信頼関係が絶対条件として必要だと思っております。
ですので、弊社といたしましては、外国人であっても、日本人であっても、全ての人を対象として、お互いに信頼関係を構築することができない方とのお取引はお断りさせていただいております。
https://f-madoguchi.jp/inquiry
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