【よくある質問】「高齢、未成年、生活保護、無職」なんだけど入居できますか?
賃貸物件のお問い合わせを受けた際に、
「80歳近いんだけど」「未成年だけど」「生活保護の受給をする予定で」「今無職なんだけど」
「それでも入居できますか?」
とご相談をいただくことがあります。
皆さんそれを理由に断られた経験があったり、そんな話をどこかで聞いたりして、ご心配かと思います。
(株)不動産の窓口(恵庭)では、そういった方の入居はできるのでしょうか?
A.「できる」とも「できない」とも言えません!
ご質問の答えは、簡潔に言えば「一概には言えない」ということになります。
それじゃ困るよ!という方は多いでしょうが、オーナーや状況、条件によって変わる部分が大きく、
また、本題の「生活保護だ」とか「高齢者だ」といった部分以外の、連帯保証人の有無、緊急連絡先の方が近隣にいるかどうか…などが重視されることも多いため、一概には言えないのです。
不動産会社はたくさんの賃貸物件を紹介していますが、それぞれオーナーさんが違います。
お申込みを頂いて、弊社では問題ない方だと判断しても、オーナーさんが拒否した場合はご入居頂けません。
連帯保証人さんなど、本人以外の要素で決まることも少なくありません。
昨今は保証会社が必要ということも増えて、保証会社の審査に通るか否かの要素も重要でしょう。
入居はできるけれど、契約の諸条件が変わる、という場合もあります。
例えば、弊社では多くの物件が「敷金ナシ」の契約をしているのですが、
生活保護者の方は退去時の費用が生活保護費として支給されないという都合上、敷金アリの契約にさせていただいています。
不利になる条件は隠さないこと!
「高齢、未成年、生活保護、無職」といった事情は、一般的には入居に当たって不利になる条件です。
特に金銭的なことはデリケートですし、あまり言いたくない方も多いと思います。
が、申し込む際には結局伝えなくてはいけない情報ですし、
あらかじめ「こういった事情があるんだけど…」と言っておくことで、
不動産屋側は事情のある方が入居しやすい物件をピックアップしやすくなります。
また、前項で説明した「契約条件が変わる」ようなケースだと、
あとから「実は生活保護で…」となった場合、当初お伝えしていた初期費用などが大きく変わってしまい、
「そんなにかかるの?」と混乱を招くことが少なくありません。
「無職ですか?」とか「生活保護ですか?」なんてことはいきなりは聞きづらいものがありますので、あらかじめお伝えいただけると助かります。
また、これは特に申込時に特別伝える必要はないと思いますが、審査上不利になりやすい要因として、
「クレジットカードなどの滞納していたことがあり、信用情報に傷がある」というケースもあります。
家賃保証会社の審査は、カードの信用情報を参考にしているケースが多々あるためです。
保証会社にはいくつか種類があり、カード会社の信販情報を参考に審査をするものや、保証会社の協会間で情報を共有し審査をするものなどがあり、
前者の「信販系」と呼ばれる保証会社を利用する場合は、信販情報が審査に大きく影響します。
経験のある方だと、申込の際にあらかじめ「信販系の保証会社は通らない可能性が高いので別のにできますか?」とお伝えいただくこともよくあり、
ご不安であれば、申込時に伝えてみると良いかもしれません。
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